2018年03月13日 14時16分

1. お金がどうしても必要
2. どこも貸してくれないときは掲示板を利用する方法も
3. ネット個人間融資掲示板なら借りることができる
4. 個人間融資掲示板は大丈夫？
5. 個人融資を利用する場合のリスク

 

お金がどうしても必要

お金が必要だけど、どこに頼んでも、
お金を貸してくれない場合は、
どうしたらいいでしょうか。

そもそも、普通に働いていることを前提に考えてみて、
どこもお金を貸してくれないという状況は、
属性が、かなり悪くなっていると考えていいでしょう。

属性というのは、信用度あるいは、
返済能力と考えていいのです。

その属性が著しく低くなっているので、
どこもお金を貸してくれないのです。

この場合の、お金を貸してくれるところというのは、
銀行などの金融機関、消費者金融会社などの、貸金業者です。

属性が低いというのは、
すでに、他社借り入れがある場合でしょう。

この他社借入れが多いと、
銀行はお金を貸してくれません。

銀行は特に、複数の借入れには厳しく、多重債務者であれば、
融資を受けることは、可能性として、
ゼロと考えていいでしょう。

また、どこも貸してくれないとばかりに、
下手な鉄砲ではないのですが、片っ端から融資の申し込みをしても、
審査に落ちてしまうでしょう。

それは、審査に落ちたという情報を、金融機関や、貸金業者では、
個人信用情報機関を通じて、共有しているからです。

ですから、審査に落ちたという情報を知っているので、
他社で審査に落ちたのなら、こちらも審査に通さないという、
不文律のようなものがあって、審査に落ちてしまうということです。

これを俗に、申し込みブラックと呼んでいます。

銀行が貸してくれないとなると、
頼るのは、消費者金融会社になります。

銀行よりは審査基準が低いので、消費者金融会社によっては、
貸してくれるところが、あるかもしれません。

もっとも、消費者金融会社もその業容によって、
大手消費者金融会社、中小消費者金融会社、さらには、
小規模な街金と呼ばれる、消費者金融会社に別れています。

融資の申込みをするなら、大手消費者金融会社がいいのですが、
銀行並とは言わないまでも、消費者金融会社の中では、審査基準が厳しく、
ここも、他社借入れが多いと、審査に通るのは難しいかもしれません。

仮に審査に通ることがあっても、希望の融資額ではなく、
かなり少ない、融資限度額になることが予想されます。

借りるなら、金利の低い銀行カードローンを利用するのが、
一番いいのですが、銀行から借りることができなければ、
消費者金融会社のカードローンとなります。

しかし、消費者金融会社のカードローンを取り扱っているのは、
大手消費者金融会社と、中小消費者金融会社の一部のみです。

このあたりは審査も、消費者金融会社の中では厳しい部類に入るので、
属性が著しく低くなっている人でしたら、
審査に通るのは、至難と考えたほうがいいでしょう。

属性が低いと、審査に通り辛いということですが、
属性は、金融機関や貸金業者の一つ一つによって、
その評価が、決まってくるのです。

もちろん、属性というのは一つですが、
その評価をするのは、一つ一つの銀行であり、
消費者金融会社なのです。

同じ審査をして同じ属性を見ていても、
銀行では審査に落ちて、
消費者金融会社では、審査に通ることがあります。

これは、属性の価値を、
どう見るかによる。ということですね。

ですから、絶対的な属性をあげておくことが必要になるのですが、
これは勤務形態が、大きく関係してきます。

というのも、正社員でしたら、
安定した収入があるので、属性は上がります。

しかし、パートアルバイトと言うことでしたら、
特に銀行では、安定した収入を得ているとは見られないので、
必然的に、審査に落ちることになるでしょう。

この場合、消費者金融会社であって、
収入があればOKというところが多いです。

従って、パートアルバイトでも、
融資を受けることができる可能性が、高いのです。

また、正社員であっても前述したように、
他社借入れが多いと、審査に通ることはないでしょう。

このあたりは、消費者金融会社のほうが、
審査基準は、かなり低いと考えていいと思います。

ですから、属性を上げるには、正規雇用をしてもらうこと。
そして、勤続年数を長くすることです。

一長一短ではできませんが、
まずは、そこを目指すようにしたいものですね。
   

どこも貸してくれないときは掲示板を利用する方法も

消費者金融会社の、
どこからもお金を借りることができない場合は、
途方にくれるしかありません。

しかし、まだお金を借りる方法は残っているのです。

それが、インターネット上の個人間融資掲示板です。

これは、お金が必要な人に、
個人が支援をしようというもので、
ここ最近、お金を簡単に借りる手段として、
注目されている融資方法です。

個人間融資掲示板は二通りあります。

融資をしたい人が、書き込む掲示板、
もう一つは、融資を受けたい人の掲示板です。

この2者が混在している掲示板もあります。

見ていて収拾がつかなくなる、わかりにくい掲示板も多く、
融資をする専門の掲示板、融資を受けたい人が、
書き込む掲示板の2系統が主流となっています。

多くの人は、本当に個人が融資してくれるのかと、
疑問を持つことでしょう。

中には、業者が介在していることもあるようです。

また、業者の中には、
詐欺業者がいるという情報もあります。

掲示板ということで、掲示板を管理している作成者がいるのですが、
基本的に、管理者として掲示板を運営している、
個人あるいは団体ですから、
融資についてはノータッチということになります。

ですから、利用する人、すなわち融資を受けたい人の、
自己責任で、利用するしかないということになります。

お金を融資してもらうということで、気になるのが、
金利は、どうなっているかということです。

それは利息制限法で、年利20％と決められているので、
それは、個人間融資でも、
遵守されなければ、いけない問題です。

しかし、一方で金利は関係ないのです。

たとえば5万円貸したら返済は6万円で…といった大雑把で、
なおかつ、金利に置き換えると、
かなりの高金利で、融資を行っている人もいます。

実際に借りる側としては、かなりのリスクがある場合が多く、
お勧めの融資方法とはいえません。

それでもお金が必要で、どの金融機関も、消費者金融会社も、
お金を貸してくれないとなると、背に腹は変えられないと思う人が、
リスクを承知で、融資を受けるという図式となっているのです。

気になるのは安全性ですが、そこは逆に、
融資をしてもらえるという可能性を信じて、
利用するしかないでしょう。

融資をする側が、条件を提示してくるのが普通ですから、
そこから交渉することができます。

利息について納得できなければ、もう少し低い金利、
あるいは、少ない利息で。と、お願いするようにしたいものです。

基本的には、金利は年利で、
20％以下ということを、まずは伝えるべきでしょう。

また、自分でも、月割り日割りの計算が、
できるようにしておかなければいけません。

闇金などがよく使う方法なのですが、上限金利の20％は守るといっても、
年利ではなく、月利などと言ってきた場合は、
かなりの利息になるので、注意しなくてはいけません。

よく言われることですが、
個人間融資掲示板を利用するときは、
自己責任でということですね。
   

ネット個人間融資掲示板なら借りることができる

融資するのが目的で、個人での融資ですから、
銀行や消費者金融会社のような、審査はありません。

反対にまったくないので、
その点で、不安になる人もいると思います。

それでも個人の立場ですから、相手が働いているとか、
どのくらいの収入があるといったことは、わかりません。

ですから、借りるだけ借りて、
逃げる人もいるかもしれません。

ですが、個人間融資掲示板で、
表立った事件は、それほどないように見えます。

もっとも、被害にあっても、
自己責任ということで、
泣き寝入りしている人が多いのが、実態かもしれません。

しかし、本人確認はするので、免許証の提示や、
住所の確認は、個人でも十分にできます。

これだけでも、
個人間の信用という面では、大きいでしょう。

個人間融資掲示板は、
先述したように、審査がありません。

強いてあげれば、住所などの確認のみです。

極端に言えば、働いているかどうかも、不問なのです。

融資する側としては、
返済してもらえたら、問題がないということですね。

似たようなものに、質屋がありました。

これは、お金を借りる担保として、
それに見合うものを、質屋に置いていたのです。

金目のもののほうが、借りるお金も大きくなるので、
昔は、高価だったカメラなどが主流でした。

お金を返せなければ、カメラは質屋のものになって、
質屋が、自由に売ることができたのです。

これが、質流れ品ですね。

個人間融資には、そういった担保のようなものがありませんから、
信用のみで、融資を行うことになります。

ネットの掲示板での連絡となるので、対面することもなく、
交渉が成立すれば、口座番号などを交換して、
お金のやりとりが、始まるということですね。
   

個人間融資掲示板は大丈夫？

個人間融資掲示板の利用を考えている人は、
慎重に、情報を集めなくてはいけません。

個人間融資掲示板の書き込みを見ると、「安全確実に融資します」、
「慈善の気持ちですから、安心してください」と、書いてあります。

実際の個人間融資の利用方法などは、
書き込みの後に、個人間での交渉となります。

その信憑性も気になるところですが、
お金をなんとかして用意しなくてはいけませんから、
背に腹は変えられずに、交渉となることが多いのです。

気をつけなくてはいけないのですが、
個人間融資ですから、金利の設定というのは、
あってないようなものです。

利息制限法があっても、両者が納得して契約するのでしたら、
それも、関係ない場合が多いです。

ですから、自分が納得して契約したのでしたら、
借りた分に関して、決まった金額を、
返済日までに、返済するようにしましょう。

融資も返済も、双方の銀行口座に、
振込むようになります。

振込手数料を考えたら、
双方が、同じ銀行口座を持っていると助かりますね。

   

個人融資を利用する場合のリスク

お金を貸してもらう側のリスクというのは、
どういったものがあるでしょうか。

借りたお金を返済するだけですから、リスクはむしろ、
融資する側にあると、考えていいでしょう。

借りたほうが逃げてしまったら、
あるいは、返済できなかったらと考えると、
かなりの、ハイリスクなのです。

お金を借りるほうが、銀行はもちろん、
消費者金融会社などからも、
お金を借りることができなかった人です。

そのような人にお金を貸して、
きちんと返済してくれるのか、不安に思うことでしょう。

それでも、返済利息は多めに設定しているので、
それを加味して返済してくれたら、当然のことですが、
融資する側にも、大きなメリットがあるのです。

融資される側、つまりお金を借りる側も、
現金が手に入るので、それを考えると、
両者はwinwinの関係にあると、考えていいと思います。

最近では、個人間融資と言いながら、
かなりの数の業者が、介在しているようです。

最初の理念であった、
個人間融資の意味合いが、薄れてきているのです。

お金を借りる側としては、業者のほうが安心して、
お金を借りることができるので、
むしろ安心といったところでしょうか。

しかし、業者の場合は規程の審査があるので、
個人間融資掲示板にたどり着くまでの、
審査に通らない、苦しみを感じることになるかもしれません。